ブロッケン現象

ブロッケン現象ウィキペディアより引用)

太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現われる大気光学現象。 光輪 (グローリー, glory) ともいう。山岳の気象現象として有名で、尾根の日陰側かつ風上側の急勾配の谷で山肌に沿って雲(霧)がゆっくり這い上がり、稜線で日光にあたって消える場合によく観察される。航空機から見下ろす雲や、平地でも川霧等に現われることがある。

過去2回、飛行機の窓からブロッケン現象を見たことがあります。1回は電子機器使用不可状態の時、もう1回はほんの一瞬でデジカメのスイッチを立ち上げているうちに消えてしまいました。

電子機器使用不可状態の時は、B737-500の時で、二重になった丸い虹の中に機体の陰がきれいに納まっていて本当に素晴らしいものでした。

写真は先週(8月)のお昼(天気は曇り)、HNDCTS間で見ることの出来たブロッケン現象。使用機材はB747-400(JA8957)。ピカチュウジェットのエンジンカウルの内側を撮っているときに突然現れました。

きれいに虹の中には納まっていませんが、主翼に4発のエンジン。B747ということが判るので、なかなかイカしたブロッケン現象だと思います。

こんなサプライズがあるから、紫外線の恐怖にも恐れず飛行機は窓側なんですよねー(笑)。

空は心を癒してくれます。