伊良部島:イラブ旅3日目

そんなわけで(どんなわけや)、珍しく体内からアルコールが抜けきっていなかったのですが(言い訳)。

第11回ロマン海道伊良部島ラソン当日です。

今年に入ってから3日…しかも5キロくらいしか走っていないというありさま。ハーフなんて絶対ムリーっ(笑)。お宿からスタート地点へ向かう足取りは…重い。体重も、着実に増えてきておる。

4時間後には無事ゴールして、きっとアホ面で笑っている…ハズ。

ゆるーぃ開会式(笑)の後に、ゆるーぃスタート(笑)。

スタート地点先頭を陣取っていたものの、どんどん抜かれていき…。焦るなーっ!ワシ。自分のペースを保つんだー。つか、自分のペースがわからん(練習不足の賜物)。

ペースメーカーを探すことにしたのですが、オジィに突き放され、オバァに突き放され、ちょこっと体格の良すぎるかたに突き放され。

もう、アカーンっ!

「5キロ地点」の看板がみえたところで、「まだ4分の1かいなー。」とかなり凹んだけど…。

ぉお!給水所やーっ。エネルギーチャージ!黒糖もいただいちゃえ。ホントなら走りながらカッコよく水分補給したいところですが、そんなコトできないし、カッコよく飲んだところで誰も見ていないし。

歩きながら飲んで、「ごちそーさんでしたー。」とちゃんとゴミ袋にコップを捨てる地球に優しいランナー。

海が見えてきたら元気でますー。エアオタの聖地(RW17エンド)付近で、ランナーズハイがやってきたー。でも、30分ほどで去っていった(笑)。

観光バスや沿道から声援をいただくたびに、「あ、こりゃ、どーも(笑)。」と笑顔(笑ってなかったかも)で返す悲しき関西人気質。給水所でスーパー島人ジェニさんに水ぶっかけてもらったり、途中まで伴走して励ましてもらったりと(ボケても突っ込みを入れる余裕がなくてスミマセン)たくさん元気をいただいたのですが…。

通り池付近から、なんとなくヤバイ気がしていたのよっ!右肩が。

足でもなく、腰でもなく、なんで肩やねんっ(笑)。そりゃ、整形外科でアナタの肩年齢は90歳ですと診断された病歴はあるけど(実話)。

ゴールまで残り3キロ地点で、右肩のばくだん岩メガンテの呪文を唱えてきやがったー(ドラクエやりすぎ)。

HPゼロになって走れなくなってしまい、どこかの僧侶にザオリクの呪文を唱えてもらって、給水所で少しずつHP回復して、アホなワタシのわずかなMPでホイミの呪文を唱えつつ…。ルーラの呪文でゴール地点まで瞬間移動したい気持ちを抑え…。

やっとこさゴールっ。

かなりしんどかったけど、楽しかったーっ(笑)。

参加賞は、カツオ一匹とイラブ名物ぐるぐるー「うずまきパン」。普通、走った後に「うずまきパン」なんて甘いもの食べられないものなんですが…。腹減った〜。がっついて食う(笑)。

肩年齢は90歳でも、食欲は男子高校生並です。

いつもお世話になっている、伊良部長距離会のダンディーなオジサマ方とお疲れ様会。

走った後のビールは「カァーッ!うめぇー!」。とっても身体によろしくないような気もしますが。脅威のアルコールパワーで肩の痛さもマヒして(荒療法)、少しずつテンション↑↑↑になってきたところに沖縄ポリスがパトカーでやってきました。まぁ、ワタシも含めいろんな理由で逮捕されそうな人は数名いたんですが(笑)。

津波がやってくるかもしれないから、宴会やるなら高台でやってくれ…と。

そうでした。昨日発生した南米の大地震の影響で、広範囲に津波警報が出ていたのです。宮古諸島も例外ではなかったようで…。そのために、このマラソン大会も閉会時間を1時間早く切り上げることに。記録を管理するコンピュータも早々に電源をオフにしたらしく…。

せっかく制限時間内のゴールしたのに、完走証もカツオも貰えなかった人も…(涙)。

気を取り直して、高台に移動して宴会再開です。

津波って、めっちゃ怖いものと違うんかいっ!?この緊張感の無さはなんなんだー!?と思ってしまいましたが、平良までの高速船が止まってしまうので、伊良部島外から来た方は急いで宮古に戻ったり、船を所有の方は海の様子を見に行ったりと大変そうでした。

そして、回ってきましたよ。何周も。アレが。


オトーリが。


もう…わけわからん(笑)。感極まって泣いていたような気がする(笑)。


お宿に戻って、死んだように寝て、ちょこっとだけアマカでもお疲れ様会。飲めません(笑)。さんぴん茶です。


来年はもうちょっと早く走るぞーっ。